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明るいオカンの暮らし方 その⑨

こんにちは!株式会社のぎす栗本です。

将来の障害者の仕事を多く創出する事を目標とし、大和高田市でボウリングレクリエーション用具や、子育て、介護に役立つ商品を企画・販売しています。

普段は、重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中1)と定型発達の娘「あーちゃん」(小5)と実母、そして猫3匹と暮らしています。「障害児を育てているのにどうしてそんなに明るいの?」「明るくなる秘訣を教えて欲しい!」。そんな声をたくさんお寄せいただいた事から、「明るいオカンの作り方」「明るいオカンの暮らし方」「小学校はどっちがいいの?地域の小学校と養護(特別支援)学校の選択の決めて」などの講座、講演を行っています。障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

第9回目は「明るいオカンは世界を救う」です。

題名だけ見ると何やら壮大かつ大げさです(笑)今ではこんなに明るいオカンとして活動している栗本ですが、息子が最初に診断された時には本当に落ち込みました。それこそこのまま息子の手を引いて線路に…なんて思った事も事実です。そんな状態から復活し、挙句にやたらとはっちゃけたのにはいくつか理由がありました。

まず、8月分のコラムで書いたように「ともくんのお母さん!」というお声掛けが、年々増えてきたという事。診断されたお子さんのお母さん本人からだけでなく、そのお友達が「ちょっと話を聞いてあげて欲しいねんけど…。」と言ってきて下さる事が多くなりました。色んな方のお話を聴かせて頂いたのですが、当時はまだ息子より重い障害のお子さんの話を聴く事はなかったので、気楽に相談ごとに応じていた事を記憶しています。

その後、息子が並行通園(幼稚園や保育園に通いながら、障害児専門の幼稚園に週1回お昼から通う)に行くことになりました。並行通園の活動は母子別室。最初に着替えやトイレを済ませ、「はじめの会」が終わったら後は保護者だけ別室に移動して、子どもたちの療育が終わるまで待機します。

並行通園に初めて参加した日、保護者が待機する別室に向かう途中、心の中は「どれだけ暗く沈んだお母さん方が並んでるんだろう」と不安しかない状態でした。「失礼しま~す…」そぉっと開けた重い鉄の扉の向こうに居たのは「あ~!こっちこっち!初めまして~!座って座って~!」という底抜けに明るいお母さん。ほかのお母さん方も想像していた暗さとは全く違う感じでした。その後は、週に1度のこの日が楽しみで楽しみで!たくさんのお母さん方と、それぞれの家で起こった(子供たちが起こした)事件やら、日々の困りごとやらを話す機会があるのは本当にありがたい事でした。それぞれが持ち込んだ袋菓子を皆で分けて(今は別室での飲食は禁止されたそうです^^;)食べて喋って大笑い!なんだ!障害児を育てているからって暗くならなくて良いんだ!こんなに楽しい世界があるんじゃないか!目からウロコが落ちたきっかけでした。今のKissA(オカン交流会)の運営は、この経験が元になっています。

コラム執筆者
栗本 薫

株式会社のぎす代表取締役。重度知的・自閉症・多動傾向を抱える息子と定型発達の娘と明るく楽しく暮らすオカン。
「明るいオカンの作り方」などの講演活動も行っている。

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フェイスブック
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