奈良県全域 |

明るいオカンの暮らし方 その⑩

こんにちは!株式会社のぎす栗本です。

将来の障害者の仕事を多く創出する事を目標とし、大和高田市でボウリングレクリエーション用具や、子育て、介護に役立つ商品を企画・販売しています。

普段は、重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中1)と定型発達の娘「あーちゃん」(小5)と実母、そして猫3匹と暮らしています。「障害児を育てているのにどうしてそんなに明るいの?」「明るくなる秘訣を教えて欲しい!」。そんな声をたくさんお寄せいただいた事から、「明るいオカンの作り方」「明るいオカンの暮らし方」「小学校はどっちがいいの?地域の小学校と養護(特別支援)学校の選択の決めて」などの講座、講演を行っています。障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

第10回目は「子どもが居やすい環境を作る」です。

息子は保育所の頃、とてつもなく多動でした。そりゃあもう一切じっとしません。何か興味があるものをみつけたから大人しく遊んで…くれても3分。カップラーメンが出来た頃にはどこかに行ってしまうくらいの勢いで動き回っていました。
その上、「言葉」としての発語がなく「た!」「ぱ!」など、一文字で何かを主張しているか、意味不明の言葉をひたすら喋っている(つぶやくのではなく大きな声で喋っていました)状態でした。もちろん「ぎゃー!」や「キャー!」という奇声も盛りだくさん。
同じクラスのお友達は「うるさいなぁ」と思っていたに違いありません。

そこで私がとった行動は、同じクラスのお友達と本気で遊ぶ事。

毎日行く保育所へのお迎え。息子の教室にたどり着くまでの道のりですれ違ったり、廊下にいたりする(お手洗いの帰りなどで)同じクラスのお友達。
「ともくんのお母さんやー!」と声をかけてくれたお友達に、 「こんにちは~!」「○○ちゃん、風邪治った?」「○○くん今日も元気~?」と声を掛けながら抱えていきます。すると、ほかの子どもたちが「ぼくもー!」「わたしもー!」とどんどん増えて行き、「先生宅配便ですー!」と教室についた頃には、前に一人、背中に一人、両脇に一人ずつ抱え…の人間雪だるま状態。すると、教室にいたほかの子どもたちがどんどん寄ってきて「だっこー!!」攻撃が始まります。息子が帰り支度をしている間、とっかえひっかえ色んな子を抱っこしてはぐるぐる回したり(飛行船遊び)して遊びました。
そうこうしているうちに、同級生のお友達の中で、息子の評価に変化が。「こんな面白いお母さんの子だったら、ともくん、ちょっとうるさいけどきっと悪い子じゃないよね。」

時間にすると短いのですが、毎日たったこれだけで子どもたちは「ともくんのお母さん来たー!!」と歓迎モードになってくれます。
中には「今日ともくんなー、こんな事で怒ってやったでー?」など色々教えてくれるお友達も(貴重な情報がいっぱいでした!)。
こうして、お友達(もちろん理解のある先生にも)に恵まれた息子は、毎日保育所に行くことを嫌がる事なく、ほぼ皆勤賞で最後まで通う事ができました。

コラム執筆者
栗本 薫

株式会社のぎす代表取締役。重度知的・自閉症・多動傾向を抱える息子と定型発達の娘と明るく楽しく暮らすオカン。
「明るいオカンの作り方」などの講演活動も行っている。

ブログ・HPアドレス
http://nogisu.co.jp

フェイスブック
https://www.facebook.com/KissAnogisu/

通信に失敗しました。通信環境の良いところで再度操作をお願いいたします。メッセージが繰り返し表示される場合は、恐れ入りますがしばらく時間を置くか、アプリを再起動してから、もう一度操作をお願いいたします。