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明るいオカンの暮らし方 その⑫

こんにちは!株式会社のぎす栗本です。

将来の障害者の仕事を多く創出する事を目標とし、大和高田市でボウリングレクリエーション用具や、子育て、介護に役立つ商品を企画・販売しています。

普段は、重度知的障害・自閉症・多動傾向を抱える息子「ともくん」(中1)と定型発達の娘「あーちゃん」(小5)と実母、そして猫3匹と暮らしています。「障害児を育てているのにどうしてそんなに明るいの?」「明るくなる秘訣を教えて欲しい!」。そんな声をたくさんお寄せいただいた事から、「明るいオカンの作り方」「明るいオカンの暮らし方」「小学校はどっちがいいの?地域の小学校と養護(特別支援)学校の選択の決めて」などの講座、講演を行っています。障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効な事が多いと感じています。「これはうちの子に使えそう!」と思った事は是非試してみて下さいね。

最終回は「1年をふりかえって~使わなかった言葉」です。

まずはこの1年間、つたないコラムにお付き合い下さり、誠にありがとうございました。
早いようで短い1年。そして少しずつでも着実にお子さんの成長を感じられてきたと思います。

ともくんは重度の知的障害、自閉症、多動傾向を持って生まれてきました。診断されたばかりの頃は、何をしていても涙が出てくるような状況で、色んな事を悲観していたと思います。そんな思いを吹き飛ばしてくれたのも、誰あろうともくん本人でした。妹であるあーちゃんを含め、家族で明るく生きる方がこの先のともくんの成長のためにも、そして「家族の成長」のためにも必要なんじゃないか。そう思った時、目の前の世界が開けたような気がしました。

障がい児を育てているからと言って暗く生きる必要はない。言い訳せずに、前を向こう。色んな方に出会いながら、ここまで歩めた事は何より素晴らしい財産だと思っています。

その財産を築くにあたり、普段から気を付けていて、またこの1年間のコラムで一切使わなかった言葉があります。それは「でも」「だって」。「しかし」も極力使わないようにしています。

(株)のぎすが主催している障がい児を育てる保護者と、当事者、支援者が月に1度集まる茶話会「KissA-きっさ-」。開催にあたって毎回お話する注意事項がふたつあります。
ひとつは「でも」「だって」を言わない。もうひとつは「相手の会話を否定しない」(自分と意見が違っても、あなたの場合はそうなんだ~と流す)。
障がい児を育てる中で「これが正解!」というのはありません。障がい児でなくても、皆対応は違います。自分以外の人の意見を「でもね?」「だってね?」と否定する事は、自分の意見も否定される事に繋がります。どうしても「でも」を使う場合は、自分の直前の意見を否定する時だけ、とお伝えしています。(例:今まで息子は電車が好きだと思っていた。でも実は線路が好きだったみたい。)
実際、「でも・だって・しかし」を使わずとも会話はできますし、1年間コラムを書く事もできました。普段から「でも」「だって」を使わず会話をする事で、愚痴が減り、気持ちも前向きになってきます。是非この春から実践してみて下さいね。

コラム執筆者
栗本 薫

株式会社のぎす代表取締役。重度知的・自閉症・多動傾向を抱える息子と定型発達の娘と明るく楽しく暮らすオカン。
「明るいオカンの作り方」などの講演活動も行っている。

ブログ・HPアドレス
http://nogisu.co.jp

フェイスブック
https://www.facebook.com/KissAnogisu/

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